さあ、起業しよう! と、思ったあなたは、まず、起業の形態をどうするかかから始めましょう。個人事業主として起業するか、会社(法人)を設立して起業するかの2択になります。法人には、株式会社、合同会社、社団法人、財団法人、NPO法人などの種類があります。

あなたのやりたい業種、商品によっても異なりますが、先々を考えて検討すると良いでしょう。

[個人事業主]

法人を作らずに、個人のまま仕事をすれば、個人事業主と呼ばれます。開業届を税務署に出すだけで、簡単に名乗ることができます。

[法人(株式会社、合同会社、(一般/公益)社団法人、(一般/公益)財団法人、NPO法人など)]

個人ではなく、法人を設立して起業すると、税金面や信用面でメリットがあります。法人の設立には、定款作成、登記が必要となります。

起業したい! 最初に取り組むのは、商品を何にするかです。

令和の時代になり、ますます、社会の変化は大きく変わっていきます。モノの製造・販売、サービスの提供は、従来の事業もありますが、その業態が変化していたり、今までになかったサービスが新たに進出してきたり、アイディアひとつで大きなビジネスチャンスが掴める可能性も大きくなってきています。

 

小さなビジネスを立ち上げるのでしたら、自己資金だけで何とかできるのですが、お店を構えたり、社員を雇ったり、大きくスタートをする場合には、手持ちのお金だけでは足りません。その場合、公庫や銀行からお金を融資してもらうことになります。

資金調達の方法は多様化しており、以下の4つが主なものになります。

クラウドファンディング

金融機関からの融資

国や自治体の補助金

ベンチャーキャピタルからの投資

 

起業したい! と、思っていあなたは、現在、どんな状況でしょうか。

1.会社員からの脱サラ起業

会社員を続けながら起業し、軌道に乗ったら退職を検討するスタイルです。副業を認めている会社も増えてきましたので、今の時代に合ったやり方だと思います。

2.高校生、大学生の起業

主にITを活用したベンチャーで起業する人が増えています。大学も起業を応援し始めたり、先述のベンチャーキャピタルも、優秀な人材への投資を惜しまない姿勢が見られます。

3.女性の起業

働く女性、子育て中の女性、主婦の女性、生活の中で、様々な視点からの細やかな気づきを見つけることが得意な女性は、ビジネスの大きなチャンスになります。

4.シニアの起業

定年退職をしても、心身共に健康で活力があるシニアは、豊富な知識や人生経験を多く積み重ねてこられました。それを社会に還元することにチャンスがあるかもしれません。

 

あらゆるところにビジネスのチャンスは転がっているのかもしれません。それをただ見過ごしてしまうか、自分の夢や希望に結び付けるかは、あなたしだいだと思います。