あなたがこれから起業を目指しているなら、事業計画書の作成は重要です。収支予測や資金繰りは避けては通れません。自分は、数字が苦手だから、、、などと言ってはいられません。「数字」イコール「お金」です。数字がプラスなのか、マイナスなのかをしっかりつかまいと、事業は成り立ちません。自分は外回りの営業に徹するから、経理は事務員さんや奥さんに任せる、というような安易な考え方では、遅かれ早かれ破綻します。
起業の前には、そういった数字を織り込んだ「事業計画書」の作成が不可欠です。事業計画書は、経営の指針にもなりますし、融資を受ける場合に有効です。特に決まったフォーマットでなくても良いのですが、下記に必要と思われる項目を列記します。
[事業計画書の内容]
1. なぜ起業しようと思ったのか。
2. 理念とビジョン
3. 自分のプロフィール、経歴、資格、スキル、ノウハウ
4. 事業に必要な資格、ノウハウ、今後の取得予定
5. ビジネスプラン
①.商品
②.ターゲット
6. 営業戦略
①.営業方法
②.同業他社との差別化
③.WEB、チラシ、SNSの活用
7. 人員計画
①.採用予定の募集要項
②.研修内容
8. 初期費用
①.テナント契約、設備投資、備品購入
②.販促ツール作成(WEB、パンフレット、チラシ、看板)
③.法人登記費用、電話契約
9. 運転資金
①.商品仕入れ費
②.家賃
③.人件費、外注費
④.水道光熱費
⑤.車輛維持費
⑥.保険料
⑦.広告費
10. 3ヵ年収支計画
①.予想売上
②.経費見込み
③.利益予想
11. 行動計画
①.起業前のスケジュール
②.起業後のスキルアップや拡販計画
上記の項目を一気に書くのは、考える時間が必要です。思いついた項目から、少しづつ積み重ねると良いでしょう。