創業計画書(福祉事業 × レンタルオフィスLEAP8利用)

1.事業の概要

事業名:福祉サポートオフィス〇〇
所在地:栃木県宇都宮市戸祭町2638-12(レンタルオフィスLEAP8内)
業種:福祉サービス業(障がい者・高齢者・生活支援関連)
法人形態:株式会社/合同会社(予定)
創業予定日:令和〇年〇月〇日


2.事業内容

本事業は、地域で暮らす高齢者・障がいのある方・生活困難を抱える方に向け、
日常生活の支援、就労支援、相談支援などを行う福祉サービス事業です。

具体的には以下の3本柱で事業を展開します。

  1. 訪問支援サービス:買い物・掃除・外出同行などの日常生活支援

  2. 就労サポート事業:軽作業・パソコン業務・コミュニケーション支援

  3. 相談支援・地域連携:行政・医療機関・家族との調整、見守り活動

また、地域の企業や学校、ボランティア団体とも協力し、
地域全体で支えあう「福祉のまちづくり」を目指します。


3.創業の動機

代表者はこれまで介護・福祉分野で約〇年間勤務し、現場での支援や相談業務を通して、
「制度では支えきれない人を助けたい」という想いを強く持つようになりました。

そこで、制度の枠にとらわれず、より柔軟な福祉サービスを提供するために独立を決意。
宇都宮市という人口・高齢化率ともに高い地域で、地域密着の福祉支援を実現します。


4.取引先・販売先・顧客層

  • 介護・障がい福祉事業所からの外部委託業務

  • 行政機関からの相談支援依頼

  • 地域住民(高齢者・障がい者・家族)への直接サービス提供

  • 医療機関・ケアマネージャー・地域包括支援センターとの連携


5.強み・差別化ポイント

  • 長年の福祉現場経験による実務スキルと信頼性

  • 行政・医療・地域との強いつながり

  • 「LEAP8」の利用により、低コストでありながら信頼性のある法人拠点を確保

  • 起業支援やデザイン支援を活用し、パンフレット・ホームページ・動画を通じて早期に集客可能

  • 地域に密着したきめ細やかな対応が可能


6.資金計画(例)

項目 金額(円) 内容
パソコン・プリンタ 300,000 事務処理・帳票管理用
車両購入費 1,200,000 訪問支援・送迎業務用
備品・家具等 200,000 事務机・椅子・収納等
登記・行政書士費用 150,000 法人設立・指定申請手続き
広報・販促費 150,000 ホームページ・チラシ作成
運転資金(3か月分) 900,000 家賃・人件費・通信費等
合計 2,900,000 ※融資希望額:200万円~250万円程度

7.売上・利益計画(1年目想定)

売上 経費 営業利益
1〜3月 200,000 300,000 ▲100,000
4〜6月 400,000 350,000 +50,000
7〜9月 600,000 400,000 +200,000
10〜12月 800,000 450,000 +350,000
年間合計 2,000,000 1,500,000 +500,000

※半年〜1年で黒字転換を想定


8.今後の展望

・1年目は宇都宮市を中心に活動を広げ、信頼関係を築く。
・2年目以降は、スタッフを増員し「指定事業所(障がい福祉サービス事業)」として登録。
・将来的には、福祉×IT(見守りアプリやオンライン相談)にも取り組む予定。


9.LEAP8を拠点とする理由

  • 初期費用を抑えて事務所を開設でき、創業時の資金負担を軽減。

  • 法人登記・郵便受取・商談スペース利用が可能で、銀行融資手続きにも適した環境。

  • 創業後も販促物やWEB支援などが受けられ、事業拡大がスムーズ。

  • 宇都宮市の中心地にあり、行政機関・福祉関係機関とのアクセスが良い。


💬まとめ

福祉事業は、「地域に必要とされる事業」であることが最大の強みです。
日本政策金融公庫は社会性・地域貢献性を重視するため、
誠実な理念と具体的な支援体制を示せば、融資審査は通りやすくなります。

「LEAP8」を活用すれば、登記・拠点・信頼性・コストのすべてをカバーでき、
安心して創業初期を進めることができます。