新規法人設立の際に「銀行融資」を受けるのは簡単ではありませんが、正しい準備と段階を踏めば実現は可能です。
以下で、初心者でも理解しやすいように、順を追って説明します。

新規法人が銀行融資を受けるための基本ステップ

① まずは「信用」を作る準備をする

銀行は「返済できるか」を最も重視します。
そのため、次の3つの信用材料を整えることが大切です。

  1. 法人登記を完了させる
     → 会社の実体(法人番号・登記簿)があることが最低条件です。
     → 「LEAP8」などの法人登記可能な住所を利用してOKです。

  2. 事業用の銀行口座を開設する
     → 法人名義の口座がないと、融資審査が進められません。
     → 開設時に「事業内容」「会社概要」「ホームページ」などを提示できると好印象です。

  3. 代表者の個人信用を整える
     → 個人のクレジットカード延滞・ローン滞納などがあると審査に影響します。
     → まずは個人の信用情報を健全にしておきましょう。


② 融資の種類を理解する

新設法人が利用できる主な融資ルートは以下の通りです。

種類 主な特徴 審査難易度
🏦 日本政策金融公庫(政府系) 起業・創業支援に特化。担保なし・保証人不要の制度あり。 ★☆☆(比較的通りやすい)
🏢 信用金庫・地銀の創業融資 地域密着で、実績が浅くても相談しやすい。 ★★☆
💳 保証協会付き融資(制度融資) 都道府県・市町村が支援。信用保証協会が保証してくれる。 ★★★(書類が多め)

初めての方には、「日本政策金融公庫」からの申込みが最も現実的です。


③ 事業計画書をしっかり作る

融資の可否を左右するのが「事業計画書」です。
以下のポイントを明確にまとめましょう。

  • どんな事業をするのか(商品・サービス・ターゲット)

  • どのくらいの売上・利益を見込んでいるか

  • どのように集客・販売を行うのか

  • 融資を何に使うのか(設備・運転資金など)

  • 代表者の経歴や強み(過去の実績・資格など)

ワンポイント:
「LEAP8」などを拠点として利用する場合は、
「低コストで固定費を抑えられるオフィス体制を整えている」
という点を強調すると、銀行からの評価が上がります。


④ 必要書類を準備する

融資申請時に必要となる主な書類は以下の通りです。

  • 事業計画書

  • 創業計画書(日本政策金融公庫の場合)

  • 法人登記簿謄本(履歴事項全部証明書)

  • 定款の写し

  • 代表者の身分証明書・印鑑証明書

  • 見積書(設備投資などを行う場合)

  • 個人の確定申告書(過去に事業実績がある場合)


⑤ 面談(ヒアリング)で信頼を得る

面談では、数字よりも「人柄」と「事業に対する熱意」が伝わるかが大切です。

銀行担当者が見ているのは、

「この人ならきちんと事業を続けて返済してくれそうか」
という点です。

落ち着いた受け答えと、具体的な展望を話せるように準備しておきましょう。


⑥ 審査通過後 → 融資実行

審査期間はおおよそ 2〜4週間程度
融資が承認されれば、指定口座に資金が振り込まれます。
資金の使途をしっかり管理し、計画的に運転資金へ充てましょう。


まとめ:新規法人設立 × LEAP8の強み

  • ✅ 法人登記が可能 → 銀行手続き・融資申請がスムーズ

  • ✅ 初期コストを抑えられる → 固定費削減を事業計画でアピールできる

  • ✅ 創業支援(HP制作・販促物・動画など) → 融資後の事業展開にも有利

「LEAP8」を拠点にすることで、
信頼感のある法人住所・整った環境・プロ仕様のサポートが揃い、
融資審査時にも“しっかりした事業準備ができている”と評価されやすくなります。